台風15号と関東・東北豪雨農業被害の支援策まとまる[2015/10/27 19:30]

 農林水産省は、8月の台風15号と9月の関東・東北豪雨がもたらした甚大な農業被害に対する支援策を明らかにしました。

 8月は台風15号が九州を直撃し、9月には台風18号が関東・東北を中心に豪雨被害をもたらしました。農水省は、農産物の出荷ができなくなったり、機械や施設が壊れるなどしたことによる被害額が合計約700億円に上ると試算しています。このため、支援対策としてビニールハウスや農業用機械の修繕や新規取得に掛かる費用を一部助成するほか、収穫後に被害を受けたため出荷できなくなった米についても助成するということです。支援対策は、森山農水大臣が茨城県常総市で豪雨被害の現場を視察し、農家らの訴えを受けてまとめられました。

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