GDP今年度見通しを下方修正 中国経済減速などで[2015/12/22 11:56]

 政府は、GDP(国内総生産)の実質成長率について、今年度の見通しを1.2%に下方修正しました。

 今年度の実質GDPの見通しは1.5%でしたが、政府は22日、1.2%に下方修正しました。その理由として、個人消費の回復が弱く、中国経済の減速などで企業の設備投資の回復が遅れているとしています。一方、来年度は3兆5000億円の補正予算で0.4%の押し上げ効果を見込み、1.7%としています。また、物価の影響を反映した名目GDPは、518兆8000億円とリーマンショック前の2007年を超える見通しです。

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