TPP法案、承認目指す政府・与党 野党の反発必至[2016/03/08 19:30]

 政府は、TPP(環太平洋経済連携協定)の今国会での承認を目指し、承認案と関連法案を閣議決定しました。

 石原TPP担当大臣:「我が国が率先して動くことで、TPP協定の早期発効に向けた機運を高めていきたい。今国会において可決・成立するようお願い申し上げたい」
 閣議決定されたのは、先月に参加12カ国が署名したTPPの協定案と、畜産農家の経営安定対策や著作権保護期間の延長など11の改正案をまとめた一括法案です。TPPの早期発効には、参加12カ国の国内承認が必要です。政府・与党は、今国会での承認を目指していますが、野党は、多くの農産品の関税撤廃が国会決議違反ではないかなどと追及する方針です。TPP関連法案の審議は4月から始まる見通しです。

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