東芝 新たに利益水増し58億円 損失処理も未公表[2016/03/16 05:54]

 東芝の不正会計問題で新たに58億円の水増しが見つかりました。

 新たに発覚した水増しは7件合わせて58億円で、本来、人件費として計上すべきものを資産として計上したりしていました。去年9月の中間決算などで損失処理していましたが、詳しい内容については公表していませんでした。これを受けて、関係部門の役員などが報酬の一部を返上するほか、従業員など40人が懲戒処分を受けました。公表が遅れた理由について、東芝は「社内の情報共有の意識が十分ではなかった」としています。

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