“月面レース”で勝利を!KDDIが日本チームに協力[2016/03/23 11:54]

 日本やアメリカ、イタリアなど世界11カ国、16の民間チームが参加する「国際宇宙開発レース」。何を競っているかというと、月面は夜はマイナス150度以下まで低下する厳しい環境ですが、そうしたなかで探査ロボットを500メートル以上移動させたり、高解像度の動画などを地球に送る技術です。KDDIは、日本のチームに通信などの技術協力をすると発表しました。

 グーグルがスポンサーとなっているこの月面探査レースは、民間による宇宙開発を進める目的で行われ、勝ったチームには賞金総額3000万ドルが贈られます。日本からは、東北大学の研究室などが中心となったチーム「HAKUTO」が参加。すべて民間の技術で競争するため、様々な企業が協力。今回、KDDIが通信技術を提供することになりました。HAKUTOの探査ロボットは、来年末までに打ち上げられる予定です。

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