4月の住宅ローン金利 大手銀行で軒並み引き上げ[2016/03/31 16:14]

 4月の住宅ローン金利は、大手銀行が過去最低だった3月の金利から軒並み引き上げます。

 4月に適用する住宅ローン金利は、日銀のマイナス金利政策を受けて、市場金利が一服していることなどから、各行が小幅引き上げに転じました。三菱東京UFJ銀行と三井住友銀行は、主力の固定期間10年の最優遇金利を0.10%引き上げ、年0.90%とします。ともに引き上げは6カ月ぶりです。また、みずほ銀行とりそな銀行、三井住友信託銀行は、それぞれ0.05%引き上げ、みずほとりそなは年0.85%に、三井住友信託は年0.55%とします。一方、金融市場で超長期金利が低下したことなどから、大手各行は15年や20年固定の長い年限の金利は引き下げます。

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