家庭菜園では有毒植物に注意 去年、4人が死亡[2016/04/13 16:13]

 消費者庁は、ニラとスイセンなど食べられる植物と有毒植物の見間違いに対して、注意喚起を行いました。

 板東消費者庁長官:「食用と観賞用を区分けして植えるなどし、安全に家庭菜園などを楽しんで頂ければ」
 去年1年間に有毒な植物を誤って食べて食中毒になった人は42人で、このうち4人が死亡しました。特に、過半数が自宅で採取したものを誤って食べてしまったことによる食中毒です。ニラとスイセンを間違えて食べてしまい、食中毒になって呼吸困難になってしまうという例が報告されているほか、家庭菜園で行者にんにくとイヌサフランを間違えて死亡したケースもあるということです。消費者庁では、食べられるかどうか自信のないものは食べないように注意するとともに、野草などを食べて体調が悪くなった時はすぐに医師の診察を受けるよう呼び掛けています。

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