TPP重要5項目に民進党「守られたもの一つもない」[2016/04/20 06:08]

 TPP(環太平洋経済連携協定)に関する国会決議で「聖域」とされた主要な農産品5項目について、民進党は「守られたものは一つもない」と批判しました。

 民進党・玉木雄一郎議員:「守られたものは一つもない。無傷なものは一つもない」
 石原TPP担当大臣:「影響が極めて少ないであろうと、そういうものが撤廃となったと承知している」
 TPP協定案では国内農業を保護するため、政府が関税撤廃の対象から外そうとした米や乳製品など「重要5項目」について、全594品目のうち約3割(170品目)の関税が撤廃されます。石原TPP担当大臣は、関税撤廃が前提の交渉のなかで「例外を勝ち取った」と理解を求めました。一方、民進党は「重要5項目なのになぜ関税を撤廃したのか」と追及し、すべての品目について説明を求める方針です。

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