女性視点で議論する財政公聴会 10年ぶりに開催[2016/04/22 23:28]

 財務省は、女性の視点から国の予算や財政の在り方を議論する公聴会を開きました。待機児童や男女格差の問題について議論が交わされました。

 財制度審議会の女性委員と女性参加者の公聴会は10年ぶりで、会場には400人余りが集まりました。出席者からは、保育制度の充実は男女格差の解消につなげるためにも必要であるとの意見や、保育所探しに困らぬよう、女性が妊娠した時点から保育所を予約する事業提案が披露されました。また、女子高校生の一人は、「子ども子育て支援新制度」は自己負担も多く、低所得世帯に負担が掛かる問題点を指摘しました。公聴会に立ち会った麻生財務大臣は「財政について一般的な関心は低いものだが、男性と違う視点で意見を聞けたのは良かった」と振り返りました。

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