外国人客の消費免税、きょうから拡充 消費拡大狙う[2016/05/01 13:06]

 日本に来た外国人観光客が一般物品を購入する際に適用される消費税の免税制度が1日から5000円以上に引き下げられました。消費の拡大を図る狙いです。

 外国人観光客の消費税免税額はこれまで、1店舗で一日あたり家電製品や宝飾品など一般物品の1万円超でした。政府は1日から5000円以上に引き下げ、食品や化粧品など消耗品についても5000円超から5000円以上に最低金額を統一しました。外国人観光客の利便性を高めるとともに、地方の工芸品や土産物など単価の低い一般物品の消費を増やし、地方経済の活性化につなげる狙いです。今年1月から3月の訪日外国人による消費額は9300億円を超え、過去最高だった去年を3割ほど上回っています。

こちらも読まれています