大人のほうが楽しんでる…最新技術のおもちゃ一堂に[2016/06/09 11:51]

 国内最大規模のおもちゃの見本市「東京おもちゃショー」が9日から始まりました。今年は国内外の160社が新技術や世相を取り入れた約3万5000点を出展しました。

 (経済部・柴田広夢記者報告)
 今年、注目を集めているのがユニークな目線のカメラを搭載したおもちゃです。おなじみの新幹線には運転席から見えている景色がリアルタイムで映ります。スマートフォンやタブレット端末で運転操作もできるので、まるで運転士になったかのような気分を味わうことができます。さらに、列車の横にもカメラが搭載されていて、乗客目線の映像に簡単に切り替えることができます。このほか、水中で動画や静止画を撮影できるカメラ付きの潜水艦も登場しました。リモコン操作で水槽の中など狭い場所でも自在に動かすことが可能で、魚に接近して撮影ができるということです。また、猫ブームを背景に開発されたおもちゃは、猫の背中を押すと鳴き声が出ますが、音階になっていて自分の好きな曲を演奏することができます。子どもだけでなく、家族皆で楽しめるおもちゃに各社が力を入れています。今年で55回目となる東京おもちゃショーは、9日から4日間で約16万人の入場者を見込んでいます。

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