2代連続で天下り 商工中金新社長に元経産事務次官[2016/06/24 00:05]

 中小企業のための金融機関である商工組合中央金庫のトップに、2代連続で元経済産業事務次官が天下りしました。

 商工中金・安達健祐新社長:「これまで私が積んできた中小企業庁や経産省で培った知見や経験を生かせという人事」
 商工中金の安達新社長はこのように述べ、「天下り」との指摘に問題ないとする認識を示しました。元経産事務次官の社長就任は2代連続です。商工中金は小泉政権による構造改革で民営化の流れとなり、2008年には民間出身者が社長に就任しましたが、2013年に元経産事務次官の杉山秀二氏が社長となって天下りが復活しました。日本政策金融公庫でも元財務事務次官が総裁となり、天下りが復活しています。

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