“シェア”ビジネスでトラブル防止 ルール作り検討[2016/07/08 15:04]

 民泊やライドシェアなどシェアリングエコノミーと呼ばれる新しいビジネスについて、提供者と利用者のトラブルを防ぐためのルール作りを進める検討会議が始まりました。

 シェアリングエコノミーは余った物や場所などを多くの人と共有する新しいビジネスで、欧米各国で急速に広がっています。8日から始まったシェアリングエコノミー検討会議は、有識者とベンチャー企業の経営者らで構成され、提供者と利用者の間で生じた苦情処理の窓口を設置することやトラブルの際の保証をどうするかなどについて月に2回程度、議論します。今年秋をめどにガイドラインを作り、普及に向けて利用者の安心感を高める狙いです。政府も地域の活性化や個人所得の上昇につながるシェアリングビジネスの普及を後押しする方針です。

こちらも読まれています