世耕経産大臣 初めて福島第一原発を視察[2016/08/09 23:42]

 世耕経済産業大臣は初めて福島第一原発を視察し、溶け落ちた燃料の取り出し作業について「前例のない困難な作業」と述べました。

 世耕経済産業大臣:「燃料デブリの取り出しのイメージを自分なりに組み立ててきたところですが、やはり前例のない困難な作業であることを改めて実感しました」
 世耕大臣は、東京電力の広瀬社長らとメルトダウンした3号機の建屋などを視察し、建屋内に残された燃料の取り出し作業について、国が前面に立って安全最優先で取り組みたいと述べました。一方で、廃炉や汚染水対策については「着実に進んでいる」と評価しました。また、帰還困難区域については「復興が進んでいないことを肌で感じた」と話したうえで、政府が責任を持って対応していく考えを強調しました。

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