上半期の農林水産物の輸出額が過去最高に 農水省[2016/08/10 23:43]

 農林水産省が発表した今年上半期の農林水産物の輸出額は過去最高となりました。

 農水省によりますと、今年1月から6月までの農林水産物の輸出額は前の年の同じ時期に比べ、2.1%プラスの3622億円となりました。上半期の統計を取り始めた2005年以降、最高額です。加工食品や畜産物の日本ブランドが浸透してきたことやリンゴの豊作で農産物は前の年に比べて10.7%のプラスとなり、大きく伸びました。一方、ホタテ貝やサンマなどの水揚げ量の減少から、水産物は10.2%のマイナスでした。輸出先では2005年から香港の1位が続いていて、輸出額の約4分の1を占めています。政府は2020年に1兆円という輸出額の年間目標を掲げていて、輸出拡大に向けた施策を進める考えです。

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