「不法占拠」で強制撤去 経産省前の脱原発テント[2016/08/21 06:24]

 福島第一原発事故の後に市民団体が経済産業省の敷地内に設置したテントについて、21日午前、国の申し立てを受けた東京地裁が強制的に撤去しました。

 脱原発を訴える市民団体が経産省の敷地内に設置したテントを巡っては、国が「不法占拠」だとして立ち退きと土地使用料の支払いを求める訴えを起こし、今月1日までに国側の勝訴が確定しました。しかし、その後も市民団体が立ち退きに応じなかったため、国の強制執行の申し立てを受けた東京地裁が21日午前3時半ごろから強制撤去を始めました。1時間40分後にはテントなどすべて撤去されました。

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