通知ミスなど相次ぐも…東電子会社は改善計画延期に[2016/08/26 11:58]

 東京電力の子会社は、電気使用量の通知の誤りや遅れが相次いでいる問題について、今月末までとしていた改善計画を延期することを明らかにしました。

 東京電力パワーグリッド・武部俊郎社長:「長い間、ご迷惑が解消しきれていない。大変、申し訳ございません。心よりおわび申し上げます」
 東電パワーグリッドは、4月からの電力自由化で電力の小売りを手掛ける会社の電気使用量を測るスマートメーターの管理をしていますが、機械の不具合などから過大に通知するなどの誤りが約1万件、遅れが1万9000件発生しています。経済産業省の有識者会議で、これまで今月末までに不具合を解消するとしていましたが、「会社としての習熟度が足りなかった」として来月中旬まで延期する計画を示しました。有識者からは「本当に実現できるのか」といった指摘が相次ぎました。

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