サバ漁巡り国際会議 漁船増やさないよう努力で合意[2016/08/26 19:47]

 北太平洋の公海上のサバ漁を巡って、国際会議・北太平洋漁業委員会は漁船の数を増やさないよう努力することで合意しました。

 この国際会議は24日から東京都内で開かれ、日本や中国など6つの国や地域が参加しました。中国が公海上でサバの漁獲を急増させていることを受け、資源管理の方法が協議されました。日本側は、サバのうち漁獲量の多いマサバについて漁船数の規制を提案していましたが、中国側はマサバ資源の科学的な分析がないことなどを理由に「管理措置を導入することは認められない」と反発したということです。ただ、最終的にはカナダや韓国など他の参加国の同調もあり、資源評価が完了するまで、北太平洋の公海上で許可漁船の隻数を今以上に増やさないように各国が努力することで合意しました。

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