銀行の営業時間が自由に 明治時代以来の規制を緩和[2016/09/03 11:56]

 明治時代から続く規制を緩和します。金融庁は今月の下旬から、銀行の営業時間を自由に変えられるよう制度を改正します。

 現在、銀行は平日の朝9時から午後3時までの6時間、休まず開けておくことが義務付けられています。しかし、過疎地など来客が少ないところは銀行の負担が重く、店舗を撤退する要因になっていました。そのため金融庁では、営業時間を必要に応じて短くすることもできる制度改正を検討していましたが、実現にめどが立ち、今月の下旬から開始することが分かりました。これにより、来客が多い時間だけ営業する店舗や住宅地で夜間・休日に絞って開く店舗など、様々なタイプの店が出てくる可能性があります。

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