ジャパンディスプレイ 500億円規模の融資を要請[2016/09/24 15:55]

 日立、ソニー、東芝の液晶パネル事業を統合したジャパンディスプレイは資金繰りが悪化し、500億円規模の融資を要請したことが分かりました。

 関係者によりますと、ジャパンディスプレイが最大で500億円規模の融資を求めたのは、みずほ、三井住友、三井住友信託の3つの銀行です。ジャパンディスプレイは、スマートフォン向けの液晶が主力で、主要取引先であるアップルのiPhone(アイフォーン)の販売低迷などから資金繰りが悪化しました。銀行側は、ジャパンディスプレイの筆頭株主である官民ファンド「産業革新機構」が支援に乗り出すかを見極め、融資を判断するとみられます。

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