“3秒”で爆発物所持をチェック 日立製作所が発表[2016/09/29 19:52]

 日立製作所は、爆発物を持っているかどうかを3秒でチェックできる装置を発表しました。

 本人認証に使われるIDカードを探知装置に差し込むと、爆発物を持っているかどうか3秒で探知するということです。日立によりますと、爆発物を製造したり運搬したりすると、手や衣類に爆発物の微粒子が付着し、取れにくいということです。今回は、手や衣類などからIDカードに付着した微粒子を分析することで、爆発物を持っているかどうかを探知するということです。発電所やデータセンターなど、重要なインフラ設備向けにて来月から提供を開始します。今後は、空港などの公共施設やイベント会場での入場者のセキュリティー対策にも活用していきたいとしています。

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