三菱自会長に日産のカルロス・ゴーン社長が就任へ[2016/10/19 19:46]

 経営再建に揺れる三菱自動車の会長に、日産自動車のカルロス・ゴーン社長が就任する人事が固まったことが分かりました。

 関係者によりますと、三菱自動車の益子修会長の後任に日産自動車のゴーン社長が就任し、日産の最高経営責任者と兼任するということです。年内に正式決定する予定です。日産自動車は燃費データの不正問題を受け、三菱自動車の株式の34%を取得することで基本合意していますが、出資後はゴーン氏自ら指揮を執り、三菱自動車の再建を目指すことになります。すでに日産自動車の山下光彦元副社長が不正のあった開発部門の役員に就任していますが、出資に伴い、新たに日産側から4人の取締役が送られることも決定しています。

こちらも読まれています