三菱自会長にゴーン氏就任へ 日産主導で経営再建[2016/10/20 05:57]

 燃費データ改ざん問題で経営立て直しを急ぐ三菱自動車の会長に、日産自動車のカルロス・ゴーン社長が就任することが固まりました。

 関係者によりますと、益子修会長兼社長に代わり、日産のゴーン氏が三菱自動車の会長に就任し、ゴーン氏は引き続き日産のトップも務めます。また、社長についてはゴーン氏が益子氏に留任を要請し、益子氏も受け入れる意向を固めたということです。人事案は20日に発表される見通しです。日産は三菱自動車の株式の34%を取得して傘下に収める予定で、ゴーン氏自ら指揮を執り、三菱自動車の再建を目指すことになります。また、出資に伴い、新たに日産側から4人の取締役が送られることも決定しています。

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