「世界経済の牽引役に」 日中韓の経済閣僚が会合[2016/10/29 11:48]

 経済連携の強化や電子商取引などの市場拡大を目指し、日本と中国、韓国の経済貿易大臣の会合が東京で行われています。

 世耕経済産業大臣:「貿易と投資の拡大による成長を実現して、世界経済の牽引(けんいん)役となることが必要」
 会合は1年ぶりに開かれていて、日中韓のFTA(自由貿易協定)やASEAN(東南アジア諸国連合)を含めた東アジアの包括的経済連携の交渉進展に向けて議論されています。また、関係者によりますと、TPP(環太平洋経済連携協定)への参加に関心を持つ韓国が前向きな意向を示す可能性があるということです。世界的に自国を優先する保護主義が強まるなか、自由貿易や経済連携の重要性について確認し、電子商取引などデジタル市場の発展に向けた取り組みについても議論する見通しです。

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