シャープが3年ぶり営業黒字へ 16年度の業績予想[2016/11/01 18:59]

 シャープは、2016年度通期の業績について本業のもうけを示す営業損益が257億円の黒字になる見通しだと発表しました。実現すれば3年ぶりの黒字になります。

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 シャープは、従業員の削減などの構造改革や鴻海(ホンハイ)精密工業グループとのシナジー効果によるコスト削減などにより、2016年度通期の営業損益は257億円の黒字に転換する見込みとしています。最終損益は418億円の赤字予想ですが、前期の2559億円の赤字からは大幅に改善する見通しです。2016年4月から9月の決算は、売上高は28.1%減の9196億円でした。スマートフォンなどの液晶パネルの販売低迷などにより、最終損益は454億円の赤字でした。

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