北方領土交渉の地ならしも…ロシア国民の理解進まず(2016/11/05 11:50)

 北方領土問題解決に向けた地ならしのため、世耕経済産業大臣が経済協力の協議でモスクワを訪問しましたが、日本の期待とは異なり、ロシア国民の間では領土交渉への理解が進んでいないことが明らかになりました。

 (経済部・小清水克記者報告)
 2日間でロシア側の4人の主要閣僚と協議を終えた世耕大臣。経済協力では合意に至りましたが、領土交渉には課題が残されています。
 モスクワ市民:「経済協力は歓迎するが、北方領土はロシアのものであるべきだ」「領土は返さないが、経済活動なら一緒にできる」
 ロシアでは「北方領土は我々のものである」という世論が大半を占めていて、経済協力と領土問題は別のものと捉えられています。経済面で関係を強化して領土交渉を進めようとしている日本政府とは見解が一致していません。12月のプーチン大統領来日に向けて政府間では環境整備が進んでいますが、領土問題の解決にはロシア国民の理解を得られるかが大きな課題となります。

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