長期金利プラスに転じる 「トランプ政策」に注目で[2016/11/15 17:05]

 長期金利が約2カ月ぶりにプラスに転じました。

 15日の債券市場で、10年債の利回りを示す長期金利が9月21日以来となる0.005%まで上昇しました。アメリカの大統領選で、トランプ氏が勝利してから大型減税やインフラ投資といった経済政策に注目が集まり、アメリカの金利が上昇している流れを受けました。日銀によるマイナス金利政策の導入以降、日本の長期金利はマイナス圏での推移が続いていましたが、ここにきて長期金利に上昇圧力が掛かっています。長期金利の上昇は住宅ローン金利の上昇にもつながるため、今後の推移が注目されます。

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