経団連が企業の配偶者手当の見直しを呼びかけへ[2016/11/16 19:44]

 経団連の榊原定征会長は、来年の春闘において、企業の配偶者手当の見直しを経営側に訴えていく方針を明らかにしました。

 経団連・榊原定征会長:「女性活躍推進の観点、主婦層の社会貢献を増やしてもらうという観点から、どうするか何らかの方向性を出していかなければいけない」
 榊原会長は、来年1月に、春闘における経営者側の方針を発表する際に、企業の配偶者手当の見直しに向けても、方向性を示す考えを明らかにしました。企業の配偶者手当は、所得税の配偶者控除と同様に、主婦の就労を抑制している要因とも指摘されています。女性の就労を後押しすることが狙いで、経団連は手当を子育てなど他の手当に替えるなど、具体的な内容については今後、検討していくとしています。

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