バラバラ・ビール税 段階的に一本化へ 政府・与党[2016/11/21 15:06]

 政府・与党は、ビール類の酒税を2020年から段階的に変更し、最終的に350ミリリットル缶1缶あたり55円程度に一本化する方向で調整に入りました。

 ビール類の税率は現在、350ミリリットル缶でビールが1缶あたり77円、発泡酒が47円、第3のビールが28円となっています。政府・与党は、3つに分かれている税率について、2020年から段階的に変更していき、最終的には1缶55円程度に一本化する方針です。このほかにも、税率に差のあるワインと日本酒について、ワインの税率を引き上げるなどして統一するほか、酎ハイの税率も見直す方向です。政府・与党は、これらの税率見直しについて、2017年度の与党税制改正大綱に盛り込みたい考えで、業界などとの調整に入ります。

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