酒税を本格調整 「第3のビール」なくし統一へ[2016/11/25 11:51]

 政府・与党は、2020年度から段階的にお酒にかかる税金を統一する方向で本格的な調整に入りました。

 現在、ビール類の税額はビール、発泡酒、第3のビールと3つに分かれ、日本酒とワインも税額に差があります。財務省の案によりますと、ビール類は2020年から段階的に税額を変更し、2023年には「第3のビール」をなくし、2026年には、350ミリリットル缶あたり55円程度に統一するとしています。また、日本酒とワインは、350ミリリットルあたり現在の日本酒42円、ワイン28円から2段階で日本酒を減税、ワインを増税し、35円程度にそろえる方向です。25日の自民党税調では「ビール類は5年で統一すべきだ」という意見も出ていて、年内の決着に向けて大詰めを迎えています。

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