経済

2016年12月6日 13:36

駅員への暴力、減少傾向 防犯カメラ設置など効果

2016年12月6日 13:36

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 日本民営鉄道協会が行った大手民鉄16社へのアンケートで、今年上期の鉄道係員に対する暴力行為は83件あったことが分かりました。

 暴力行為が発生する状況としては「22時以降」の深夜帯が34件と最も多く、52件で「加害者の飲酒」がありました。また、加害者は幅広い年代に及んでいて、被害事例として酔った乗客にスマートフォンで頬を殴られて負傷するなどのケースがあったということです。発生件数は2014年の125件(上期)をピークに下がっていて、日本民営鉄道協会によりますと、防犯カメラの設置や駅係員の研修といった取り組みの効果が出ているということです。さらなる被害件数の減少に向けてJRなど全国の鉄道会社79社は、今月12日から暴力行為防止ポスターを駅構内などに貼り出す予定です。

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