「軍事研究費」18倍増額で研究者らが抗議の声(2016/12/29 00:27)

 来年度の「軍事研究費」が今年度の18倍も増額されたことについて、研究者らから抗議の声が上がりました。

 名古屋大学・池内了名誉教授:「学術の世界が金でどんどんゆがめられていく事態が生じる」
 慶應義塾大学・小沼通ニ名誉教授:「自由な独立した研究者でいられ続けられない。個人としても、機関としても協力すべきではない」
 来年度予算案では、軍事利用を目的とした基礎研究への助成金が今年度の6億円から18倍の110億円に増額されました。昨年度から始まった制度ですが、今年度は応募件数が減ったにもかかわらず、防衛省が予算要求した110億円が満額、認められました。
 武器輸出反対ネットワーク・杉原浩司代表:「これでは財務省がなくても同じ。1月に国会審議が始まったら大きくこの問題点を訴えて、廃止の取り組みを進めたい」
 大学の研究者らは、自由な基礎研究が大事で「軍産学複合体」が形成されていく恐れがあると危機感を表明しました。

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