11月機械受注 前月比5.1%減 2カ月ぶりマイナス[2017/01/16 09:02]

 企業の設備投資の先行指標とされる11月の機械受注額は、2カ月ぶりのマイナスとなりました。

 内閣府によりますと、変動の大きい船舶と電力を除いた11月の受注額は8337億円で、前の月より5.1%減少し、2カ月ぶりのマイナスとなりました。製造業は半導体や産業用ロボットなどが好調で9.8%増加しましたが、非製造業は9.4%の減少でした。運輸業における鉄道車両の大型受注案件が落ち込む反動減などが大きな要因です。この結果を受け、内閣府は基調判断を「持ち直しの動きに足踏みがみられる」に3カ月連続で据え置きました。

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