国内2例目 タカタ製エアバッグ異常破裂でけが人[2017/01/17 20:31]

 タカタ製エアバッグの異常破裂問題で、国内で2例目となるけが人が出たことが分かりました。

 自動車メーカーのホンダは、自社の車両に搭載しているタカタ製のエアバッグの異常破裂で、けが人が出たと発表しました。去年12月に、神奈川県の一般道で小型車の「フィット」が追突事故を起こした際に、助手席側のエアバッグが異常破裂したことで金属片が飛び散り、運転手が太ももに軽いやけどをしたということです。国内でタカタ製のエアバッグによるけが人が出たのは、おととしの日産自動車に次いで2例目となります。対象の車種は、2003年製のフィットで、ホンダは所有者に対して2014年と2016年に2度、ダイレクトメールでリコールの旨を通知していましたが、部品の交換はされていませんでした。ホンダは今後、ホームページや広告を通じて対象車種の部品交換の徹底などを呼び掛ける方針です。

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