東芝、損失額5000億円超に 主力行に再建策など説明[2017/01/19 11:46]

 東芝のアメリカでの原発事業の損失額が5000億円を超える可能性が出てきました。

 東芝は先月、アメリカの原発事業で建設が大幅に遅れたことで人件費などが膨らみ、数千億円規模の損失を計上する見通しだと発表しました。しかし、銀行関係者には損失額が5000億円を超える可能性があると提示していたことが分かりました。東芝は2016年度の最終損益を1450億円の黒字と見込んでいましたが、赤字に転落することが避けられない見通しです。東芝は19日午前11時半から主力取引銀行に対し、融資の継続を要請するとともに、メモリー事業の分社化など再建策について説明を始めています。

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