ITで本格コーヒーを! パナソニックが市場参入[2017/01/19 11:51]

 国内のコーヒー市場が拡大しています。日本マクドナルドやコンビニが100円コーヒーを投入する一方、最近ではカフェインを取り除いた「デカフェ」や家庭で本格的なコーヒーを楽しむ人も増えていて、国内消費量は4年連続で過去最高を更新する見込みです。この市場を狙って、異業種の大手家電メーカーがITを使った新しいサービスを始めます。

 パナソニックが発表した焙煎(ばいせん)機は、家電とインターネットをつなげるノウハウを活用し、本格的な味が実現するというものです。プロが選んだ豆が毎月、自宅に届き、コーヒーをいれる時にスマホのアプリを操作することで、プロが考えたその豆の特徴に一番、合った温度や時間を機械が受信し、自動的に焙煎してくれるということです。焙煎機の価格は10万円ですが、3年使えば1杯あたり約160円ということです。パナソニックは今後もコーヒー市場が拡大すると見込んでいて、大手の参入により、市場はさらに競争が激しくなることが予想されます。

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