発効自体不透明だが…TPP承認、とりあえず閣議決定[2017/01/20 11:41]

 政府はTPP(環太平洋経済連携協定)の承認を閣議決定しました。

 政府は去年の臨時国会でTPP協定が国会承認され、協定締結のための政省令の改正手続きを進めていました。閣議決定を受け、取りまとめを行うニュージーランドに対して参加12カ国のなかで最も早く通知します。TPPの協定参加国であるアメリカはトランプ次期大統領が離脱表明していて、発効できるか不透明です。石原TPP担当大臣は「自由貿易を推進していくんだという固い決意を世界に対して主導して発信する。新政権の皆さんに粘り強く訴えていくことが重要だ」と話し、引き続き他の参加国に対しても国内手続きを進めていくよう働き掛けていく方針です。

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