東芝メモリー事業 分社化でキヤノンが支援検討[2017/01/20 23:18]

 東芝が分社化を検討しているメモリー事業に対し、正式に要請があれば、キヤノンが支援を検討することが分かりました。

 東芝は、アメリカの原発事業で5000億円を超える巨額損失を計上する見込みです。このため、主力のメモリー事業を分社化して新会社に出資を受け入れ、財務体質を強化したい考えです。スマートフォンなどの記憶媒体に使われるフラッシュメモリーは、今後も成長することが見込まれています。このため、日本政策投資銀行やファンドなどが出資を検討している模様で、キヤノンも東芝から正式に打診があった場合、メモリー事業への支援を検討するということです。関係者によれば、今後、東芝はキヤノンに出資の要請をして条件面などを詰めていくとしています。

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