セーブオン全店をローソンに コンビニ業界再編激化[2017/02/01 20:09]

 北関東を中心に店舗を展開するコンビニチェーンのセーブオンは今後、約500あるすべての店舗をローソンに転換すると発表しました。

 セーブオン・平田実社長:「地域密着チェーンとして差別化を図り、様々な策を模索してきたが、コンビニ業界の寡占化、少子高齢化、人手不足による人件費高騰など、今後の経営環境を見据え、セーブオン全店舗の転換を決断した」
 セーブオンは群馬県や栃木県などで約500店舗を展開していて、今年の夏から来年にかけてすべての店舗をローソンに転換します。セーブオンはこれまでも、2012年から約80店舗をローソンに転換していて、その結果、女性客が増えたほか、売り上げが平均して30%伸びているということです。コンビニ業界ではここ数年、再編が続いていて、現在、ローソンは店舗数でセブン−イレブン、ファミリーマートに後れを取っています。ローソンは、今回の店舗転換や新規出店などで2018年度中に1万5000店舗を達成する計画です。

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