ソフトバンクの孫社長ら 若者支援を表明[2017/02/11 07:06]

 ソフトバンクグループの孫正義社長は、iPS細胞研究の山中伸弥氏らと講演を行い、才能にあふれた若者を支援していく考えを示しました。

 10日に行われた講演は、孫社長が立ち上げた返済の必要がない奨学金などで若者を支援する財団のイベントの一環として開かれました。理事を務める孫氏のほか、財団に参画するiPS細胞研究の山中氏や将棋棋士の羽生善治氏らが若者に期待することなどを語り合いました。
 孫正義育英財団・孫正義代表理事:「これからの時代の皆さんには多くの人々に通じる英語とコンピュータ、この2つは早い段階で自在に使えるというところまで身に着けてほしい」
 京都大学iPS細胞研究所・山中伸弥所長:「素晴らしい社会になるか、大変な社会になるか、僕たちというよりは皆が決める。日本を外から見るということをやってほしい。もう一度、人生をやり直せるなら絶対そうする」
 将棋棋士・羽生善治氏:「たくさんのデータに基づいて確率的に分析していってこっちの方が良い、悪いという流れが出てきてしまっているので、それだけで物事を決めるというよりも、自分はこっちが面白いからとか可能性を感じるからとか様々な可能性に挑戦してほしいと思う」

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