日米首脳会談受け 経団連「きわめて意義が大きい」[2017/02/11 11:01]

 10日の日米首脳会談を受けて、日本の経済界からはひとまず安堵(あんど)の声が上がっています。

 経団連の榊原会長は、今回の会談について「個人的な信頼関係が深まったことは今後の日米関係にとって極めて意義が大きい」と評価し、今後の経済を巡る日米間の協議の進展に期待感を示しました。また、経済同友会の小林代表幹事は、麻生副総理とペンス副大統領による新たな経済協議が設置されたことを受けて「その過程では為替や通商を巡り、摩擦が生じることも懸念される」として冷静に議論を進めるよう求めました。トランプ大統領が日本の自動車貿易や為替政策について「不公平」と批判を繰り返してきたことから、日本の経済界では懸念も強まっていましたが、今後は日本への理解が本当に進むのかどうか、当面、見守る形となります。

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