東芝 原発事業の損失7125億円 会長が引責辞任へ[2017/02/14 18:08]

 東芝がアメリカの原発事業で被った巨額損失の金額が7125億円にも上ることが分かりました。

 東芝は、アメリカの原発子会社「ウェスチングハウス」が手掛けた原発事業による損失額は7125億円に上り、今年度の最終損益は3900億円の赤字に上る見通しです。さらに、去年の末には負債が資産を1912億円を上回る債務超過となっていたことも分かりました。また、その責任者だった志賀重範会長が15日付で会長を辞任することも合わせて発表しました。東芝は、財務を改善するために稼ぎ頭の半導体メモリー事業の株式の過半数を譲渡することも検討するとしています。

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