東芝の半導体事業売却 決定時期「4月以降」も[2017/02/16 05:51]

 東芝は、債務超過の解消を目指して来月末までの半導体メモリー事業の株式売却を目指していましたが、より高値で売却するため、時期にこだわらない交渉にかじを切ったことが分かりました。

 東芝は当初、来月末までに20%未満という条件で売却先を募集しましたが、買い手側は経営権を握れないため、株式の購入に慎重姿勢でした。そのため、東芝は条件を見直し、時期や比率を問わない形に修正しました。ただ、来月末時点での債務超過の回避という目標は捨てておらず、実現可能性のある買い手とは引き続き交渉を継続するということです。

こちらも読まれています