安倍総理「2020年までに自動運転を事業化へ」[2017/02/16 19:41]

 安倍総理大臣は16日に行われた未来投資会議のなかで、2020年までに自動運転を事業化するための施策を関係大臣に指示しました。

 安倍総理大臣:「2020年までに運転手が乗車しない自動走行によって、地域の人で不足や移動弱者を解消します。これらを可能とする制度やインフラを国家戦略特区も活用し、整備し、事業化につなげていきます」
 16日に行われた未来投資会議では、2020年に無人での自動運転を実現するための実行計画が取りまとめられました。これによりますと、2017年度には、新東名高速道路で運転手が乗車する先頭トラックを無人の後続トラックが自動的に追走する隊列走行の実証実験や道の駅での無人自動走行の実証実験が行われ、2020年には事業化を目指します。民間議員からは「東京オリンピックまでに無人走行サービスを実現するというゴールを官民で共有すべき」などの意見が出たということです。今後の課題について、石原経済再生担当大臣は「道路交通法の整備や責任の所在など法改正が必要な部分があるので、それらを実現化していくことが重要だ」と話しています。

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