東芝 2017年度も一般社員のボーナスカットへ[2017/02/17 15:06]

 アメリカの原子力事業で巨額の損失を出した東芝は緊急対策として、一般社員のボーナスを減らす方針を労働組合に提示したことが分かりました。

 東芝はおととしに発覚した不正会計の影響で、すでに役員報酬の一部返上と一般社員に対して2カ月分のボーナスカットや時間外勤務や出張などの各種手当を減額してきました。しかし、アメリカの原発を巡る巨額損失で業績が悪化したため、2017年度についてもボーナスの支給水準の引き下げなどを労働組合に申し入れしたことが分かりました。一方、来年の春入社から新卒採用を再開する方針については現時点で計画を変えていません。

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