ボルボ 世界初“大型動物認識システム”を搭載[2017/02/22 17:07]

 大型動物と自動車の接触事故を軽減させる世界初の安全機能を搭載した新型車が発表されました。

 ボルボの新型車は、車両に搭載されたカメラで大型動物を認識する機能を世界で初めて搭載しました。大型動物が近付くと警告音やランプでドライバーに知らせ、自動ブレーキが作動するということです。動物は人間よりも動作が複雑で、向いている方向によって形が大きく異なるため、検知するのが難しいとされてきました。海外ではシカやカンガルーなどとの接触事故が多く、国内でも北海道でエゾシカとの接触事故が年間2000件以上発生するなど、大型動物との接触事故が深刻化しています。ボルボは今後も安全技術の開発を急ぎ、2020年までに自社の車での死亡事故をゼロにする目標を掲げています。

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