半数以上を売却?東芝 主力のメモリー事業の行方は[2017/02/24 17:08]

 深刻な経営危機に直面している東芝は、分社化するメモリー事業について、株式の過半数以上を売却することも検討すると発表しました。

 東芝は24日、取締役会を開き、半導体メモリー事業の分社化の承認を得るため、来月30日に臨時株主総会を開くことを決定しました。東芝は、アメリカの原発事業で7000億円以上の巨額損失を見込んでいます。一方、メモリー事業は2兆円以上の企業価値があると試算されていて、主力取引銀行などから「完全に売却すべき」という声も上がっています。東芝は、巨額損失の穴埋めのため、1兆円以上の売却益を目標に5月までには売却先を固めたい考えです。

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