巨額損失の東芝 石炭火力発電所を220億円で売却[2017/02/24 21:55]

 巨額損失で経営難に陥っている東芝は、グループ会社が運営する石炭火力発電所を220億円で投資ファンドに売却すると発表しました。

 東芝は財務体質を改善するため、グループ会社の「シグマパワー有明」が運営する福岡県の三池発電所を投資ファンドの「IDIインフラストラクチャーズ」に売却します。発表によりますと、シグマパワー有明が設立する新会社に事業を移管し、来月31日付で220億円で売却するとのことです。すでに公表した2016年度の業績見通しには織り込んでいます。東芝は「収益力と財務基盤を進める観点から、保有資産を見直したうえで売却を進めている。その一環として売却することとした」とコメントしています。

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