業者「汚染土に刺激臭 埋め戻した」 森友学園問題[2017/02/25 11:48]

 大阪の学校法人「森友学園」に国有地が格安で払い下げられた問題で、汚染された土の撤去をした業者がANNの取材に応じ、「汚染土を敷地内に埋め戻した」と明らかにしました。

 撤去作業を行った業者:「盛り土してある2000立方メートルの土は搬出できないのでと。大丈夫なところの土を掘り起こしてほしいと。(掘って)穴が開いたところに建築発生土、汚染土を埋め戻してほしいと元請けからの指示です」
 実際に作業をした業者によりますと、汚染土には靴やペットボトルなど生活ごみが含まれていて、アンモニアなどの刺激臭が漂っていたということです。森友学園に国有地が払い下げられた際、ごみの撤去費用として8億円が値引かれていました。しかし、すべてのごみが撤去されたわけではないうえ、実際に撤去費用がいくらかかったかについても明らかになっていません。

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