“残業の上限規制”経団連と連合のトップが初協議[2017/02/27 20:06]

 残業時間の上限規制などを巡って対立している経団連と連合のトップが初めて会談し、来月中旬までに合意を目指すことで一致しました。

 経団連の榊原会長と連合の神津会長の会談は、都内のホテルで30分程度開かれました。罰則が科される残業規制のひと月の上限については、経団連が繁忙期は100時間程度も認めるよう求めているのに対し、連合が激しく反発しています。関係者によりますと、今回も溝は埋まらなかったものの、長時間労働の是正など働き方改革の重要性では一致しました。そのうえで、来週か再来週に再び会談を開き、合意を目指すことを確認しました。具体的な制度や規制の例外規定などは、事務レベルで調整することになります。

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